【健康経営の根本】取組む前に「必ず」知っておきたいこと




「健康経営」という言葉をご存知でしょうか!?

企業が従業員の健康管理等々を戦略的経営として取り組む事を指しますが、最近では

「健康経営銘柄」

「健康経営優良法人」

という健康経営を国が認定するものも出てきております。

結論から述べますと、日本企業に存在する問題・今後起こりうる問題にこの健康経営は有益だと思います。「健康経営」の全貌と事例の紹介をしていきます。

【健康経営の根本】

そもそもなぜ健康経営というものが登場したのか

後程ご紹介しますが、健康経営の実践により「生産性の向上」が期待されます。

逆に言うと、今の日本社会には【不健康による生産性の悪さ】が顕在しているとも言えます。

この不健康を生み出すのは【健康への無関心】だと思います。

不健康と一言に言っても分かりにくいですね。

例えば、皆さんの仕事生活を振り返ってください。

①深夜遅くまでの飲み会で翌日の仕事に集中できない

②体調を崩しやすく仕事を休みがち

③上司からの圧力で仕事に集中できない

その他多くの事例はあるかと思いますが、これらはすべて【不健康】といえる状況です。

①②のような「身体的な不健康」はもちろん、③は「精神的な不健康」であり周りの環境にも影響されます。

①~③どの状況でも仕事の生産性が下がることがよくわかるかと思います。

ブラック企業、残業等々社会問題とされている事柄の根端には「生産性の悪さ」すなわち「健康への無関心」があるのです。

【健康経営とは】

それでは健康経営について説明していきます。

健康経営とは
【従業員等の健康管理を戦略的視点で捉え実践する】経営の事です。

簡単に言いますと【従業員の健康を考えた福利厚生等の整備をすること】です。

費用等々ありますが、もちろんその先には企業側にとっても有益なことがあり、企業と従業員双方にとって実践価値のあるものといわれています。

では、どのようなメリットがあるのか、次項から説明していきます!

健康経営で得られるもの

(1)医療費削減

(2)社内の活発化・生産性向上

(3)企業イメージ向上

(4)人材登用・人材確保に有益

以上が代表的によくあげられるものです。

1章であげた「不健康による生産性の低下」が健康経営の根端であり、その改善により(1)~(4)までの大規模な価値を見出すことができると言われています。

では、どのような仕組みで(1)~(4)のメリットが生まれるのでしょうか・・・

健康経営の仕組み

なぜ(1)~(4)のようなメリットがあるのか。ここで仕組みを説明します。

図解でわかる!健康経営とは

引用:BOWGL
5分でわかる健康経営!取り組みのステップと企業事例を完全解説

健康経営についてまとめられたBOWGLを引用させていただきました。

例:会社が「従業員のジムの会費〇割負担」として社員がジムに通いやすく
運動に取り組める環境を整備して、
実際にジムに通うようになった人がいるとします。

非常に抽象的な例ですがこのように「従業員の健康の為」の福利厚生を継続することで
【従業員】【会社】にどのようなメリットがあります

従業員のメリット

ジム通いを現実化した社員がどうなるのか・・・

  1. 仕事の生産性向上
    ⇒仕事でたまった身体的・精神的なストレス等を運動により発散が期待できます。
  2. ジム代が浮く
    ⇒個人の趣味で利用されていた、ジムが会社負担・・・。会社に感謝ですね。
  3. 個人の医療費削減
    ⇒運動は死亡リスクや疾患リスクを低下させてくれます。この社員は運動の機会を会社から提供されたことで自分自身の身体的メリットを得ています。
  4. 健康への興味が湧く
    ⇒この例は運動の機会のみですが、「健康」について少しでも良いので徐々に知ることで「健康への無関心」をなくすことができます。

従業員としては働く以前の「自身の健康状態・精神状態」を高い水準にできる可能性があるのです。また、この運動の継続は一人の社員の人生における疾患リスク等も下げる可能性があります。

身体的健康は精神的健康の一因ともなります。そして将来的に長い目で見たとき従業員の健康は会社にとってとても大切な資産であるのです。

【従業員の健康への配慮】は個人の働き方を変えるだけでなく、個人の人生をも変えうる可能性があります。

会社を選ぶ学生の方等々、会社選びをする際にこの「従業員の健康への配慮」をチェックしても良いかもしれません。

企業にとって何が良いの!?

ジム通いを提供することで会社は負担が大きくなりそうですがそのリターンも絶大です。

  1. 従業員の生産性向上による収益増加
    ⇒不健康による欠勤の減少。
    ⇒運動が身体的・精神的ストレス発散の作用を起こす。
  2. 企業価値・イメージUP
    ⇒従業員の健康の為に会社が福利厚生を整備している事が社会的に評価される。
  3. 人材登用・人材確保
    ⇒【福利厚生の整った会社】というイメージから社会に労働のニーズを与えられる。
  4. 離職率の低下
    ⇒福利厚生の整備、社員の健康寿命の延命により働き手の確保が期待できる

このように羅列された情報だけでは納得しにくい部分もあるかとは思います。

しかし、ここまで述べてきた効果や可能性は多くの大手企業で事例があり、再現性が高いともいえると思います。

次に健康経営の先に企業が認定を受ける(企業イメージ向上につながる)ものをご紹介します!

【健康経営銘柄】

「健康経営銘柄」とは、優れた健康経営を実践している企業を、東京証券取引所の上場企業33業種から、経済産業省と東京証券取引所が共同で各業種につき1社ずつ選定している。4回目となる「健康経営銘柄2018」では26業種26社を選定しました。

参考:健康経営銘柄
※経済産業省HP

【健康経営優良法人】


健康経営に取り組む企業を「見える化」を進める為にスタートしたものです。

健康経営銘柄と異なり、上場企業に限らず健康経営に取り組んでいる未上場の法人等が認定されるものです。

参考:健康経営優良法人とは
※経済産業省HP

【投資効果の高さ】

健康経営には専門医やシステムの導入等々様々なコストが予測されます。

そこで、ジョンソンエンドジョンソンの投資効果の報告についてご紹介します。

健康経営への投資
人件費、システム費(運用費等々を含む)、設備費

この投資を1ドルとしたとき、健康経営の投資効果は約3倍あったそうです。

投資効果のあった報告
・生産性向上(欠勤率低下)
・医療コスト削減(忠誠心、士気向上)
・リクルート効果(就職人気ランキングIN)
・イメージUP

健康経営の事例紹介

花王株式会社

花王は、2008年に「花王グループ健康宣言」を社内外に発信し、健康経営を推進しています。

【例】
・生活習慣病による疾病の予防と削減を目的に、「健診の再検査」を徹底
⇒予防策としてセミナーや講演会を実施して従業員への啓発も実施

・健康意識を高めるために健康活動につながる行動に応じてポイントがたまる「健康マイレージ」の導入等々・・・

【ポイント】
・社員の健康を「見える化」してデータベース化のシステムを導入した。

・勉強会や専門家の招致により施策の改善等々を継続している。

【参考】花王/4年連続で「健康経営銘柄」に選定

【参考】花王/健やかで心豊かな生活のために

↓は、その他健康経営の事例について詳しく記載されているサイトです。参考にしてみてください。

【健康経営に取り組む企業事例5選】健康経営支援ツールもご紹介
引用:BIZHINT

まとめ

途中ご紹介しましたが

(1)医療費削減

(2)社内の活発化・生産性向上

(3)企業イメージ向上

(4)人材登用・人材確保に有益

以上の効果が期待される健康経営ですが、
「目に見えない効果に投資する」部分もあると思います。

しかし根本として「健康への無関心が生産性低下を生んでいる」現実が現職場・会社であるのであれば、その事実をしっかりと理解したうえで健康経営に取り組んでいただけたらと思います。




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